Estar, Melinex, Mylar屈折率

PET、マイラー(Mylar)、メリネックス(Melinex)としても知られるポリ(テレフタル酸エチレン)は、膜、ボトルや紡糸繊維など様々なアプリケーションに幅広く用いられている商業ポリエステルです。それは3次元全てで独特な屈折率を持つシート形状において通常かなりの複屈折です。大雑把に言えば、膜(あるいはホイル)厚が減少すると面内屈折率は増加します(同時に面外屈折率は減少します)。これは望まれる膜厚と特定のシート力学的性質の両方を実現するために用いられる2軸延伸過程のために起こります。ある一定数の屈折率を持つと公式に記述されているPET膜でさえ、厚さ方向における僅かな屈折率粒度のため完全に十分とはいえません*。あえて言うなら、PETは非常によく使用される日々の材料ですが、驚くほど複雑な光学系としても知られています。

*Elman J.F., Greener J., Herzinger C.M.及び Johs B. "Characterization of Biaxially-Stretched Plastic Films by Generalized Ellipsometry" Thin Solid Films 1998, 313/314, 814-818.

632.8nmでのPETの典型的なサンプルの 屈折率減衰係数は 1.636と0.000 です。以下は屈折率と減衰係数の完全なファイルです。もしファイルのダウンロードがご利用いただけない場合、“リクエストする”をクリックし当社独自のファイルをリクエストしていただけます。

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波長 (nm)

屈折率参照 - Filmetrics composite

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